N好きがUSA製900シリーズに辿り着くという事実

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現在ではさまざまなシリーズが展開される、〈ニューバランス〉
どれも抜群の履き心地で高い人気を誇りますが、ニューバランス愛好家は特に900番台を選ぶ、それもUSA製を!
そんな〈ニューバランス〉の900番台がなぜ指名買いされるのか、その秘密を探っていきます。

絶対的な品質を保つのがUSA製の魅力

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ニューバランスを買うなら “900番台”という具合に、確固たる市民権を獲得したシリーズ。なかでも、1982年に登場した「M990」“1000点満点中990点”という自社広告が話題となりました。
当時の最新技術を取り入れ、普遍的なデザインながらも至福のフィット性を備え、スニーカーフリークがその履き味に心酔。ランシューのありかたを変えたモデルでもあります。

そんなシリーズの中でも、1988年に発売になった「M996」は老若男女に愛される、ブランドを象徴する絶対的エースナンバー。
でもよく見てみると、「M」「MR」を明記されていることを知っていましたか?

実は、巷で履かれているのは「MR」の方が多く、これはアジア製のものを指し、安価で購入できるのがメリット。しかしUSA製である「M」は、靴職人がシューズに使う生地の裁断から縫い合わせ(しかも手縫い)と、すべてが手作業によるもので、これにより発売当初から受け継がれる高品質を保持。

これこそが、USA製の持つ最大の魅力なのです。

M996を象徴するディテール

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「M996」の機能面での特筆すべき点は、エンキャップとCキャップを採用している部分にあります。これにより、しっかり足を包み込んでくれ、高次元のクッション性を備えています。
そしてやや黄色かかったウォームグレーのスエードを使うことで、クラシカルな顔つきに。
またラストはSL-1を使うことで、細みのシルエットに落とし込み、スタイリッシュさを意識した作りとなっています。

900番台は名作の宝庫

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「M996」以外にも、900番台にはニューバランスの顔となるモデルがまだまだあります。そのひとつが、1991年に登場した「M997」です。
ローテクとハイテクの中間的なバランスを意識したデザインが魅力で、900番台で初となる一体成型のミッドソールを採用。履き心地を向上し、機能面を大幅にアップしたことでも知られています。

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ニューバランスでは当たり前となったアブゾーブですが、実は初採用したのが1993年に登場した「M998」なのです。
最新のクッションフォームを用い、衝撃吸収と反発力を促すことにより、高い歩行性を確立。1000番台の先駆け的存在でもあり、スマートなトウ先が印象的。
カジュアルパンツはもちろん、スラックスなどにも相性がよく、ドレスライクな顔つきも見逃せません。

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82年に発売された「M990」ですが、1998年に900番台が一周し、二周目となるモデルには「V」が付くことになりました。
これはクラシックな「M990」との差別化を図るためのもので、現在ではV4まで展開。
この「M990V4」は、ニューバランスの最新技術が詰め込まれており、エンキャップミッドソールとレブライトを採用することで、足をしっかりサポートし、抜群の安定力とクッショニングを実現しています。
またポッテリとしたフォルムが、足元のニュアンス付けに大きく貢献してくれます。

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「M996」を筆頭に、USA製の900番台には数々の名モデルが存在。最新テクノロジーを踏襲しつつも、他ナンバーよりも比較的リリースされているため、手に取りやすいのも魅力のひとつ。

〈ニューバランス〉の”今”を知るのであれば、900番台を履くのが一番の近道です。